8.●正しい発音はなぜ必要か●
よく日本人に「英語を喋るためには正しい発音が必要だ」と言いますと、「英語なんて通じればいいじゃん」とか「発音なんて外人でもないのに身に付けられるわけがない」と言われます。
しかし、どちらの意見も正しくありません。「英語なんて発音が悪くても相手に通じればよい」という意見をたまに聞くことがあります。確かに、ちょっと発音が変でも相手とのコミュニケーションに支障がなければいいじゃないか、という声もあります。実際、ドイツ人やフランス人が喋る英語は多少訛っていても、コミュニケーションには支障がないようです。
しかしこれは日本人には当てはまらないのです。
ドイツ語やフランス語というのは言語体系的に英語と近いので、当然発音も似ているのですが、日本語と英語というのは言語体系が全く異なり、発音が全然違うので、日本語発音の英語では「発音が悪くても通じる」というレベルではなく、「発音が悪すぎて全く通じない」ということになってしまうのです。