James Brownの有名な曲「Get Up」を聞いたことがありますか?
(西田敏行主演の映画「ゲロッパ」に使われていた曲と言った方がわかりやすいでしょうか)英語の歌を注意して聞いてみると、”Get”の母音の出だしでツバが飛んでくるかと思うくらい強く叩いて歌っています。
(ついでに解説すると、”get”の”t”と”up”の”u”がlinkingし、さらに”t”がフラッピングされてラリルレロの「ロ」のように発音されています)
日本人が英語の歌を歌うとあまりサマにならないのは、この「叩き」をしっかりせず、ダラリとのびた餅のように、強弱をつけないことが原因の1つです。
歌に限らず、会話でも同じです。
英語は、それぞれの音の出だしを「強く」発音して(私はこれを「頭を叩け」と説明しています)、音の末尾を流れ星のように「ストン」と落として発音するのです。
しかし、日本人の多くは、音の出だしも末尾も同じ強さで発音するか、お経の「ナーン・マーン・ダーン・ブー」のように「−」と伸ばす部分を「餅を引き伸ばした」ときのように「真ん中が下方にたるむ」ように発音しがちです。
さらに、末尾を多少引っ張り上げるような感じで音を出します。
英語では末尾を「ストン」と落とすので、日本語とは全く違いますね。
しかし、日本語を話す時の「ダラリとしたクセ」が英語にも適用されてしまうため、ネイティヴが聞くと混乱するか、英語の音声として聞き取られなくなってしまいます。